野菜を食べる人々

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野菜を食べる人々

ベジタリアンやビーガンって耳にする事が増えてきたんじゃないですか??

メルボルンでシェフとして働くようになって始めの頃は、人々の食の多様性に時には悩まされていました。

実は日本ではあまり経験した事がなかったのです。周りにいてくれる人のアレルギーによる食の制限等はありましたが、思想や宗教による物などはごく僅かで、ざっくりとベジタリアン仲間の事しか理解していませんでした。しかし、多くの人々が世界中からやってきて生活しているメルボルンでは、より多くの人の食のスタイルに触れる機会に巡り合い、学び、理解する事によって、今では食の多様性に向き合う事が楽しめるようになりました。

感謝です‼︎

必要なのは愛と理解と情熱です。

まぁ、今回はざっくりと触れていきます。

 Vegan (ビーガン)彼らは完全な菜食主義者で、植物性の食品摂取を徹底しています。  / 乳製品、卵、蜂蜜も取りません。 なんなら極度に精製された食品にも抵抗があります。 あとマニアックなやつで言えば Frutarian (フルタリアン)と言って木になるものしか口にしない人もいますが、ごく稀で私もほとんどお目にかかった事がないです。

Vegitarian / (ベジタリアン)大きな菜食主義のカテゴリーだと思ってください。我々は略して「ベジョ」と呼んでいます。彼らは植物性の食品に加え、卵や乳製品、蜂蜜も取ります。極々一般的です。彼らは乳製品によるタンパク質の摂取が大好きです。

Pescatarian /(ペスカテリアン)彼らは魚介類を食べる菜食主義者です。略して「ペスコ」と呼んででいます。肉食をしない人々と思ってください。 

この三つを知っていれば大丈夫だと思います。

実はベジタリアンを細かく区分していくと

フルタリアン / ビーガン / オリエンタルベジ / ラクトベジ / オボベジ / ラクトオボベジ / ポヨベジ / セミベジ /

と細分化されますが今回は端折ります。

厳密に区分していくと、「Vegan」もベジタリアンの中にカテゴリーされますが、料理を提供する側の捉え方として、「Vegan は Vegan としてリスペクト」するのが良いと私は思ってます。

例えば同じキッチンで全ての仕込みをしていかなければいけない時には「Vegan」→「Vegitalian」→「Pesco」→「Meat eaters」と進めていきます。

これは「クロスコンタミネーション」と言って、食品による食品の汚染を防ぐためです。

誰だって食べたくないものや食べれない物を知らずに口にしたくはないですよね。

作る側の食べる側に対するリスペクトだと思ってください。

この「〜アン」とかってやつはどちらかというと思想的、宗教的、文化や生活環境的な背景が色こく反映されたものです。

よくおしゃれビーガンとか気分でビーガンとか、ベジタリアンって言ってはるのにチキン食べたりとか云って怪訝な顔をするシェフたちも周りにいなくはないですが、食の選択は個人の自由、事情は人それぞれあります。理解していきましょう。地球の生物と一緒で多様性があるから良いのです。食の多様性がなくなってしまったら、人の食文化が、家畜の飼料と同レベルになってしまいます。なんなら人の存在価値すら落ちてしまいそうですね。

多様性というのは常にバランスをとってくれます。そして柔軟な思想がそれを助けてくれるのです。

なんか人も人の食も地球のサイクルの一部って感じがしますね。

まぁ余談はさておき、今回は野菜を食べる人々というテーマでざっくりと話していきましたが、またそれぞれをピックアップしてみたり、思想や宗教と食についても後々機会があれば触れていきたいと思っています。今回は、ビーガン、べジョ、ペスコ、この三つがどんなものか簡単に理解していただけたらと思っています。そして食べる事にもっと興味を持っていただけたら幸いです。

Leo

Leo / 1980年岡山県出身 音楽家として、旅人として20代を過ごし、2010年渡豪、食とアートの最前線メルボルンで8年間スペイン料理を学びアートバイブスに身を浸した後、2019年Otway-Surfcoastに拠点を移す。現在は料理、音楽、サーフを生活の3つ柱に日々を営み、自然に寄り添いながら創作活動を行う。